パスツールを使って写真がカールしているような感じに加工します。実際には写真画像には変形を加えていませんので、縁取りと影だけでカールしているような立体感を付けています。
パスをドラッグする際に、位置やドラッグ量でいくらでも変化をつけることができますので、いろいろ試して楽しんでください。
パスツールはPhotoshop Elementsにはありませんので、あまり馴染みがない方も多くいらっしゃると思います。
上図左側はツールボックス、右側はパスダイアログです。今回はこれらのウィンドウを使います。
【パスツール】、【パスの編集モード】、【パスから選択範囲を作成する】、
【パスダイアログを開く】、
【表示】 等がどこにあるか上の図で確認しておいてください。
Step 1
画像を開き、サイズを適当な大きさに縮小しておきます。ここでは400×267に縮小しました。そして、レイヤー名を「写真」にしておきます。
レイヤーパレットにおいて、「写真」レイヤーで右クリックして、「アルファチャンネルを追加」しておきます。
後の作業がやりやすいようにキャンバスサイズを大きくしておきます。
Step 2
パスツールを選択し、編集モード「作成」にして、四つの角を順にクリックします。遠近感を出したい場合は台形になるように、また、後の操作で周囲を消去しますので、画像の内側になるように角のポイントをクリックします。パスを閉じるには、開始点を「Ctrl」キーを押しながらクリックします。(厳密には遠近法ツールで写真画像を変形してからパスを作成すればよいのですが、手順を短縮するためにここでは簡単にしました。)
Step 3
影の部分を作っておきます。「パスから選択領域を作成する」をクリックし、新規レイヤーを「影」という名前で作成し、黒色で選択範囲を塗りつぶします。「影」レイヤーの重なり順を上図のように「写真」レイヤーの下になるようにします。
Step 4
写真を切り取る形にパスを変形します。レイヤーダイアログにある
をクリックして、パスダイアローグを開き、「目」のアイコン
が表示されるようにクリックして、先程作成したパスを表示するようにします。
そして、パスの編集モードは「編集」にしたまま、左図のように上辺の適当な位置を下の方へ引っ張るようにドラッグしてカーブをつけます。
次に同じようにして、下辺の適当な位置を下にドラッグしてカーブさせます。
Step 5
パスダイアログで「目」のマークをクリックして、 パスを非表示にして、通常のレイヤーダイアログに戻って、「パスから選択範囲を作成する」をクリックした後、選択範囲を反転し、写真レイヤーをアクティブにした状態で、「Delete」キーを押して、外側の部分を消去します。
その結果、左のような画像になります。
Step 6
写真に白い縁をつけます。再度、選択範囲を反転し、「白縁」という名前の新規レイヤーを作成して、選択範囲を白色で塗りつぶします。さらに、「選択」→「選択領域の縮小」で選択範囲を縮小します。ここでは10px小さくしました。そして、「Delete」キーを押して中心部分を削除して縁取り部分を作成します。「選択」を「なし」にしておきます。
Step 7
影の部分を調節します。「影」レイヤーをアクティブにして、「フィルタ」→「ぼかし」→「ガウンシアンぼかし」で値を20にしてぼかします。移動ツールで影レイヤーを下の方に移動させ立体感をつけます。もし、影が濃すぎるようでしたら、レイヤーの不透明度で調節します。