面白そうなプラグインを探しているうちに、Python-Fuに興味を持ち、Pythonを入れてみました。Windows 7 (64-bit) にGIMP 2.6.11 をインストール済みという環境に Python 2.6.6, PyGtk all-in-one (all 32-bit) を入れてみました。
ところで、自分のGIMPにPythonが入っているかどうかを確認するにはメニューの「フィルタ」をクリックしてみるとわかります。
図1のように「Script-Fu」の上に「Python-Fu」が無ければ入っていません。
図2のように「Script-Fu」の上に「Python-Fu」があれば入っています。
ファイルのダウンロード
下記ページより Windows用インストーラをダウンロードします。
いろんなバージョンがありますが、Python2.6系で最新のWindows用インストーラpython-2.6.6.msi(2011/10/17現在)をダウンロードします。 Python 2.7、及び、 Python 3 はうまく行かないようです。64ビット版のWindowsをお使いの方も、このpython-2.6.6.msiをダウンロードし、GIMPも通常の32ビット版を使うのがお勧めのようです。
“all-in-one installer” (赤丸で囲んだ所)をクリックします。
pygtk-all-in-one-2.24.0.win32-py2.6.msiファイルをダウンロードします。
インストール
次に PyCairo, PyGtk and PyGObjectをインストールします。
GIMPの再インストール
GIMPを再インストールします。私の場合も、既にあるGIMPをアンインストールしないでそのまま再インストールしましたが、問題ありませんでした。ただ、どんな場合もバックアップがあった方が安心です。予め、ブラシやパターン、スクリプトなどの保存フォルダをバックアップしておきましょう。
インストールの際、カスタムインストールを選択すると、GIMP Python extensionがインストールされるのを確認することができます。
これでPython-Fuが利用可能となり、メニューには図2のように「Python-Fu」の項目が追加されます。
.pyファイルの保存場所
Python plugins つまり 「 .py」 ファイルは次のいずれかのフォルダに保存します。
- .gimp-2.6/plug-ins フォルダ
C:\ユーザー\ユーザー名\.gimp-2.6\plug-ins - lib\gimp\2.0\plug-ins フォルダ
C:\Program Files (x86)\GIMP-2.0\lib\gimp\2.0\plug-ins.
補足
Pythonって何?というレベルの知識しかありませんでしたが、下記ページを参考にすると、そんな私でも無事、インストールすることができ、Python-Fuが使えるようになりました。
尚、参考にしたページにあるように、32ビット版の Windows OS の場合は、再起動する必要が有るようです。
参考ページ http://www.gimpusers.com/tutorials/install-python-for-gimp-2-6-windows
2011年10月17日 記載
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